VR-U500X でのv6Direct/固定IP1設定 WebGUI で簡単設定
本ページで、VR-U500Xの初期状態からパスワード設定後、v6Direct/固定IP1の設定をする手順を示します。
（2024/06/16公開、2024/07/10最終更新）
弊社では
VR-U500X Ver.1.32 以降
で下記の設定手順で利用可能であることを確認しております。
VR-U300W Ver.1.32 以降でも同様に設定可能です。
VR-U500Xは、10Gbpsに対応しているため、弊社10Gbps対応、v6Direct-X/固定IP1についても同じように設定して利用可能です。
初期化状態の場合、LAN側のIPアドレスは、「192.168.12.1」なので、ブラウザーで
http://192.168.12.1/
にアクセスし、Web GUIにログイン可能です。
下記は、内容の正確性について保証するものでは御座いませんので、参考としてご利用下さい。
（IPv6設定については「回線を自動判別する」としております。）
１）v6Direct/固定IP1設定
ログイン後、Home画面から「詳細設定」を選択すると下図の様になります。
その後、下図、赤表示部分に従い、(1)＞「インターネット設定」＞「IPv4」＞「IPv4」を選択します。
右側の(2)で、「v6プラスを使用する」を選択し、(3)で「v6プラス(固定IPサービス)」を選択します。
下図の入力欄、[値１]〜[値５]を埋めて行きます。
設定に必要な上記[値１]〜[値５]については、「オープンサーキット IPoE開通状況のご連絡」メールで通知させて頂いております。
弊社からの通知の「IPv4 over IPv6設定情報」は、下記の書式でご案内しております。
IPv4 over IPv6設定情報 ●IPv4アドレス ：[値５]/32 ●インターフェースID：[値４] ●BRアドレス ：[値３] ●緊急時経路再設定URL（IPv6アドレス変更が生じたときに利用下さい） [値０]?user=[値１]&pass=[値２][値０]：「http」ではじまり、「?」の前までのURL（本ルータでは設定不要）
[値１]：「user=」の次から、「&」の前まで
[値２]：「pass=」の次から最後まで
[値３]：BRアドレス値
[値４]：インターフェースID値
[値５]：IPv4アドレスの「/32」より前の値
[値１]〜[値５]を正しく入力を終えたら、画面下部の「設定」ボタンを押して設定を反映させます。
２）ルータでの設定確認
ルータ画面で、正しく設定が動いているか確認します。
左縦メニュー「機器診断」＞「システム情報」の画面は下記の様になります。
赤枠の「v6プラス（固定IPさービスを使用する）」になっていて、固定IPv4アドレスが正しいことを確認してください。
最後に、ログ情報で上記で入力した「値１」と「値２」が正しく入力できているか確認しておきます。
左縦メニュー「機器診断」＞「ログ情報」の画面で確認できます。
上記の赤枠部分で
update server notification (v6PLUS): Address update successful
と成功している事を確認してください。
もし、
Update server notification (v6PLUS): Connection successful but error returned (-400)
の様にエラーがあった場合は、先の「値１」と「値２」のいずれかが間違っているので、正しい値を再入力して、再度上記ログで、更新が成功している事を確認してください。
３）インターネット通信確認
上記で問題無いことが確認できたら、「IPv6インターネット接続確認」ページ記載の接続テストを行って下さい。
該当試験を実施した結果として
結果：OK : v6プラスを利用しています(5999)
IPv4 アドレス: 「値５」
試験1-4迄がOK
NTT東日本の場合、試験5-6がOK
NTT西日本の場合、試験7-8がOK
試験10（v6プラスのインターネットアクセス(v6プラス用)）がOK
となれば正常です。
動作確認が出来ましたら、IPoEによるネイティブIPv6通信と、IPv4 over IPv6による快適なインターネットをお楽しみ下さい。
